
牧師プロフィール
2010年東京神学大学大学院前期課程修了。2015年より信夫教会主任担任教師。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2026年 3月 15日発行(3月号)の転載です
牧師室より
2月は2週間のお休みをいただいた。昨年度は130周年の記念礼拝のため、お休みを繰り越していただいた。130周年記念礼拝に神代真砂実学長をお呼びしたので、東京神学大学の先生方にお休み期間の説教奉仕をいただいた。
私のスケジュールは13日にハワイの友人を訪ねる。現地の教会に連れて行ってもらい、17日に現地を出発。日付変更線を超えるため18日に日本着というスケジュール。時差ボケで2日は取られるだろうと考えて4泊6日の日程を組んだら、滞在中はすべて時差ボケ、戻ってきて4日は時差ボケという実感が消えうせたような旅行でした。40年弱あっていない幼馴染ですが2019年に洗礼を受けていたということで訪ねたのでした。
お休み期間中の2月15日にお願いした小泉健先生は、東神大で説教学を教えていますが、私は小泉先生が授業を持たれた時の最初のクラスでした。クラス全員といっても30名もいないのですが、同じ聖書箇所を全員で取り組み授業内で説教するという授業です。これは大学の4年生にならないと履修できない授業で、取り組んだ聖書箇所を夏期伝道実習にも生かす人もいます。
今回の成瀬が丘教会の献金は小泉先生の牧会する教会、驚いたことに私の前任の金井教師のお嬢さんが奏楽をされているという。お子さま方一同で献金をいただきました。不思議なつながりでした。
2月22日は須田拓先生。私は在学中に授業を受けたことはないのですが、福島地区で講演をお願いしたり、福島教会で説教奉仕をされたりと福島地区にはよくいらっしゃる先生。牧会する神奈川教区の橋本教会は、信夫教会の第15代牧師の伊藤忠利教師のご子息伊藤忠彦教師が出席されている教会。この日は福島教会の礼拝に出席後、信夫教会で須田先生にご挨拶。私の洗礼の話まで聞かれました。母教会は立川教会なのですが、洗礼を受けた髙田和彦師は、鎌倉教会で牧会されていた髙田牧師のご子息で神奈川県にもご縁のある方。髙田牧師から1コマの大学の授業を押し付けられた?(私は髙田牧師からそう聞いた)方でもある。今回お呼びした2人の先生方は、それぞれ何らかの形で信夫教会とご縁のある先生方でした。狙ったわけではないので、これも神様のご采配であろう。
3月頭は『宣教東北』の編集会議。今は諸事情により年3回の発行であるが、編集委員が全員そろったのは3回目にして初めてという会であった。編集会議後、なぜか福島市内の話で盛り上がる。長尾厚志先生は、福島新町教会から献身された先生。一方、仙台宮城野教会の齋藤篤先生は福島駅西口側が出生地だとか。お二人とも昔の福島市の話題で盛り上がるも、私の中には赴任してからの情報しかないためついていけず。こちらもまた不思議なご縁である。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2026年 2月 15日発行(2月号)の転載です
牧師室より
役員会報告にも書いたのだが、敷地内の樹木をどうしたものかと考えている。役員会でも取り上げているのだが、それぞれに思いがあるのでなかなか結論にたどり着けない。
2015年に赴任した当初は、毎年春に宗像兄がチェーンソーを持ってこられてあんずの剪定などをしてくださっていた。高齢になり教会へ来られなくなり、現在は福島荒井教会へ転会もされた。
ハナミズキは、幼稚園の閉園後、砂場であったところに塚本加奈牧師が植えたものと聞いた。赴任して3年ほどは冬のうちに枝を詰めるなどしていたのだが、木の成長に伴い牧師一人では手が足りず、3年前に野崎家の庭をお願いした造園会社に選定をお願いした。この時はあんずの木の道路にはみ出している部分も剪定していただいた。
園庭南側のあんず、梅は将来建物に手を入れるときにはセットバックする位置にあるので伐根処理が必要なのです。
小林牧師の植えられた金木犀も下手に丈を詰めると横に広がり、根も牧師館の下まで入り込んでしまうのでこれまた難しい。
知恵は神に願うものですが、自分たちで植えたものは自分たちでなんとかしろといわれそう。
2026年1月発行の「信夫の光」にはスペースの関係上、「牧師室より」は掲載されておりません。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 11月 16日発行(11月・12月号)の転載です
牧師室より
昔からアマゾンプライムというものに加入している。加入したころは、注文時の送料が無料になるというだけのものであったが、いつの間にか映画が見れたり(プライムビデオ)、限られた範囲だが電子書籍が無料で見られたり(プライムリーディング)と増えていった。それにともなって年間の料金も上がっていった。
映画も無料で見られるものから、レンタル扱いのもの、購入すれば(アマゾンのサービスがある限り)ずっと見れるものなどがある。利用者が増えたせいか、映画などの使用料が上がったせいか、プライムビデオにまで広告が入るようになった。映画の途中で広告が入ると内容が切れてしまうので、結局広告を外す料金を支払うことになった。
コロナ以降になるだろうか、YouTubeも見るようになった。こちらも通常は広告が入るのだが、有料で広告を外している。広告を外しているので気が付いていなかったのだが、この広告が付くかどうかで配信する人の収入が変化するらしい。内容の途中で広告が入らないように、動画をあげるときには広告が入るタイミングを指定することもできる。信夫教会でも教会のチャンネルで動画をあげているがここまで気にしていない。広告を入れる入れないは見る側が選べるのでこれで構わないかと思っている。
YouTubeではメンバーシップというものも設定している。配信する人が、月額の一定額を支払ってくれる方に特別な番組を紹介できるようになっている。大体500円弱に設定しているところが多いようだ。アメリカが本社なのでドルベースでの設定なのだろう。
Vtuber(ブイチューバー、バーチャルユーチューバーのこと)という人たちがいることも知った。インターネットは昔からやっているので(インターネット以前のパソコン通信時代からやっている)、情報としては知っていたが、特に興味があるわけでもなかったので接点はなかった。Twitter(当時)のシャープさんのアカウントで紹介されていたので見に行ったのがきっかけだったと思う。
PON(ポンコツの意味だそうだ)といわれることをしてしまい、それがシャープさんのアカウントに知られて広まった。シャープ製の加湿空気清浄機を使っているのに、部屋が乾燥すると視聴者と話をしていたのがきっかけだったらしい。水タンクに水を入れずに加湿ボタンだけを押して満足していたそうだ。「さくらみこ」さんというVtuverの方のエピソードである。つい最近は別の方が、空気清浄機のフィルターの袋を開封せずに使っていたことも報告されていた。
私たちの生活は便利になっているが、やったつもりになっていることも多い。つい先日、私も教区の『宣教東北』の原稿依頼を出したつもりで1か月忘れていた。締切Ⅰ週間前に気が付いて慌てて送信した。便利になっても思い込みはいけないですね。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 10月 19日発行(10月号)の転載です
牧師室より
先日、古藤さんに食事をごちそうになった。中華料理のお店だったが、宮澤喜一(こちらが正しいらしい)さんや、安倍晋三さんも利用された店だとか。今の場所に移転する前からよく利用されている店で、紹介してくださった方は土井たか子さんというお名前が出た。
先日、録画してあったNHKの番組を見ていたら、吉田茂の葬儀は東京カテドラルで行い、その後国葬を執り行ったとあった。いつ洗礼を受けられたのだろうと調べてみたら死後洗礼であったという文章が出てきた。4人いるお子さんのうち、3人がカトリックで洗礼を受けておられたようだ。プロテスタントでは死後洗礼は行わないが、ローマ・カトリックではあったようだ。おそらくローマ教皇はイエス・キリストから権限をゆだねられたペトロの後継者という立場なので行えるのだろう。
プロテスタントでは黄泉の国に力が及ぶのは復活されたイエス・キリストのみとされるので、死後洗礼は行わない。
別の検索では政治家にはクリスチャンが多いと書かれていた。同志社大学卒業生や札幌農学校在学中に新渡戸稲造らがクリスチャンとなっている。明治期の高等教育、そして女性教育の主体であったミッションスクールを経てキリスト教に触れたものが多かったと書かれていた。戦後は矢内原忠雄が東京大学総長をされているので、キリスト教に触れて官僚になっている人が多いのだとか。官僚出身の政治家にクリスチャンが多くなるのは東大出身者が多いからですかね。
吉田茂は自由民主党の前身の一つである自由党の党首をした方ですが、戦後に政治活動をされたクリスチャンは社会党出身の方も多い。
浜松にある聖隷クリストファー事業団の創始者のひとりである長谷川保さんは、社会党から議員になられ、社会福祉関係の法案の成立に尽力された。信夫教会の武田裕子姉も社会党から県会議員になられている。
国会議員は党派を超えて朝祷会を月一で行っているのだとか。政治家だけではなく経済界の方々を含めて参加されるので情報交換の場ともなっているのだとか。
日本の人口に占めるキリスト者の割合は少ないが、国政や官僚の中にいるクリスチャンは人口比よりもかなり多いらしい。クリスチャン以外のほうが多いのは仕方がないところだろう。
ローマ・カトリックは戦国時代に一度日本にやってきているが、明治期にプロテスタントとともに数を増やしてきた。そしてそれは教育と一緒になり国政にまで及んでおり、今なおそれは続いています。私たちも今だけでなく、神のご計画である未来にも目を向けたいと思います。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 9月 21日発行(9月号)の転載です
今年の9月は例年より多くの予定が入りました。というより8月が少なかった分だけ増えたのかとは思います。ほぼ月1でお願いされている聖光学院のチャペル奉仕は8月は夏休みでお休みでした。1月に天に召されている関弥智子姉の記念会が親族のご都合で9月になりました。もっとも、高齢になった姉妹や親せきの皆さんが1月に集まるのは大変だろうと思います。九州から駆け付けた親族もいらっしゃいましたし。昨年はブッキングで出られなかったギデオンの食事会が同じ日にありました。
教会のほうも忙しさを増してゆきます。毎年11月の1週目に行う召天者記念礼拝と墓前礼拝の案内をお送りしています。10月に入ってからでは予定を入れにくくなるだろうと毎年9月には案内をお送りするようにしています。
10月には召天者記念の準備とクリスマスの準備を並行して行うことになります。カレンダーやクリスマス用のプログラム用紙は遅くなると手に入らなくなるものもあるので、カタログが届き次第委員会を開くことになります。
信夫教会では元旦礼拝も行っているので、年末年始は特に忙しかったり。また、ここ2~3年は雪が少ないので助かっていますが、昨冬の会津では記録的な大雪でした。雪が少ないことを願っています。
植物のほうだと、9月になると原種シクラメンの花が咲き始めます。園芸用はクリスマスが近くなると店頭に並びますが、原種のシクラメンは秋咲き、冬咲き、春咲きと三回花を楽しめます。その分、鉢の数は増えますが。管理がちゃんとできれは20~30年もつものもあるのだとか。夏の暑さと湿気に弱いので気が付くと溶けてなくなっていることも。一応、完全に鉢を乾燥させて休眠させるようにはしているのですが、湿気があると溶けてしまいます。
クリスマスローズの手入れも9月になると始まります。肥料を少しづつあげていきます。大体1か月で効果が切れるような肥料をあげます。こちらも夏の暑さが影響するので、十分に涼しくなるまでは薄めの肥料なんだとか。私は有機肥料の小粒のものを少しあげています。10月に入ると新葉が出始めますので、肥料を通常のものに戻しています。ハス用に大粒の化成肥料を使うので、それと有機肥料を交互に使う感じでしょうか。欧米ではクリスマスローズと呼ばれるのはニゲルという原種のみです。私が持っているものにもニゲルはありますが、クリスマスに咲いたのは1度のみ。年明けぐらいが多いでしょうか。
1月くらいから店頭に並び始めますが、これは出荷する農家さんが夏は山の涼しいところで管理しているためです。種で増やしやすい種としても有名で、毎年園芸家が新種の発表をしています。池袋のサンシャインシティで、毎年2月に「クリスマスローズの集い展」を開催しています。金・土・日の3日間ですが、年によって2週目だったり3週目だったりします。展示即売もありますし、出品された新作のセリも行われているようです。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 8月 17日発行(8月号)の転載です
Facebook でつながっている牧師のアカウントが乗っ取られた。何かのランクインのための投票に協力してほしいというメールが届いたという。私のところにも同じような内容のメールが来ていたので、完全回復にはもう少し時間が必要かもしれない。
私もFacebookのアカウントを持っているが、基本的に牧師か、直接顔を合わせたことがある方だけ。面白い(?)ところでは現浪江町長がつながっている。以前は福島県議会議員議長もされたことがある方で、なんと中学生の同級生。
隣町の双葉町の伊澤さんは、本人は知らないでしょうが亡くなった父の姉が嫁いだ先が伊澤の家。ご夫婦で浪江の実家にあいさつに来てくださったことを思い出します。たしかその方の甥にあたる方だとか。
さきほどFacebookを開いてみたら、わたしのところも不正アクセスがあったという報告がずらり。国や都市も表示されるのですが、海外の都市がずらり。同じ個所からの連続アクセスはないようですが、被害を受けた牧師のリストのデータが抜かれ、それを基に乗っ取りをしようとしているようです。一応、変な言動があったら乗っ取りの可能性があるので注意してほしいとは書いておきました。
コンピューターウイルスに感染したのは、過去に一度。これはウインドウが次々と開かれて止まらなくなる(当然、すべてのキー入力が無効になる)というもの。当時の知り合いに詳しい方がいたので電話で聞いたところ、再インストールしないとダメとのこと。まだメディアが高くて、バックアップを取っていなかったので、過去のデータはなくなりました。現在は自分でPCを組み立てているため、一台前のものは予備として動くようにしています。また最初にウイルスに感染して以降、常にウイルスセキュリティソフトを入れているので、世界のだれよりも先に感染しない限り、何とかなっていそうです。無料で使えるものもあるのですが、過去に雑誌で検証したら3割ほどしかブロックできなかったとか。昔からあるものはブロックできますが、無料では新しいものまでは対応する気はないでしょうね。
昔はパソコンは最先端の道具だったのですが、最近の若い人は学校の授業以外では触ったこともない人も多いのだとか。国内の電機メーカーもかなり撤退しており、買う人が減った分だけウイルス対策ソフトの会社も経営が難しいそうです。
PCの減価償却は4年だそうです。実際、4年もすると主要部品のCPUがOS(Windowsなど)のサポート対象から外れますので、そんな感じかなと。会社ではPCよりもシステム全体にお金がかかっていますね。
イエス・キリストの伝道もずいぶん変化しました。羊皮紙の時代から紙へ、手書きから印刷へ。アメリカは有線テレビが普及していたのでテレビ伝道がありましたが、いまではYoutubeを多くの教会が使うようになりました。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 7月 20日発行(7月号)の転載です
植物が好きだというのは前々から書いているのですが、夏のこの時期は蓮が盛りを迎えます。大賀ハスといわれる種類なのですが、蓮根で増えたものは「大賀ハス」(遺伝子が一緒)なのですが、その種を蒔いて芽を出したものは「古代ハス」(遺伝子が変化)と区別されるようです。
私が入手したものは通信販売なのですが、どのような経緯で商業ルートに乗ったのかは不明です。
大型のハスで花は濃いピンク色。大きな鉢で栽培しているので、高いものだと私の頭よりも高い位置で花が咲きます。年によってばらつきがありますが5輪~7輪が咲きます。
大型種だからなのか、成長した蓮根にも大きなものが多いようです。下に向かって蓮根が成長するので、上のほうは古いものになります。けっこう手間がかかるので、家庭で栽培するのはお勧めは致しかねます。小型種のハスのほうが管理は楽ですね。
毎年植え替えをします。蓮根が育つ場所がなくなると花が咲かなくなるらしいので、一度掘り返した後、太っている2節~3節(芽がついているところ)を植えています。短期間でかなり成長するので、肥料食いでもあります。2年間は効くといううたい文句の化成肥料は毎年の植え替え時に1つかみ(50gくらいですかね)と丸い形状の化成肥料を1つかみ元肥として入れています。
春先に水温があがると芽を出してきますが、水上に葉が出てきたら毎週丸い化成肥料を5つぶ入れてます。水面に展開する葉ではなく、水上に出る葉が展開し始めると肥料の量を倍にします。10粒ですね。これを花が終わるまで毎週続けますので、かなりの肥料を投入することになります。葉の色で肥料の効きを判断します。葉が緑色の時は肥料に不足はない状態。多すぎると肥料やけを起こすために、葉が黄色になってきます。シーズン初期は黄色くなりやすいですが、次々と葉が出てくるためすぐに解消されます。肥料が不足していると葉の緑色が黄緑色に退色します。肥料を追加しても退色した色は戻らないので、そのあとに出てきた葉の色で判断することになります。
直径40㎝~50㎝の葉が展開し始めると水切れには注意が必要です。葉が小さいときには降った雨で水量が増えるのですが、大きな葉が展開し始めると雨をはじいてしまうために、たくさん降っていても水量が増えないことも。花芽が上がってくる頃には毎日10Lのが足し水必要なほどになります。
花の咲く時期は7月に入ってから。中旬~下旬で終わるときが多いですが、年によっては8月上旬まで咲いていることもあります。花自体は、開花日のあと2日しか持たないので、きれいに咲いているように見えるのは開花翌日。それでも午後になると花が閉じてしまいます。見にくる方は午前中の早いうちが一番綺麗です。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 6月 15日発行(6月号)の転載です
先月の続きをちょっと。
『血と知と地』(吉川良著)に信濃町教会の教会員のお話を書いたのですが、130周年記念礼拝の説教をお願いした神代真砂美学長。東京神学大学の教員紹介のページに経歴が載っているのですが、神代学長の伝道師としての初任地が信濃町教会でした。祝会あとの時間でお時間をいただいて神代学長に確認すると、ご存じとのこと。いろいろお世話をしていただいた方だとか。神代学長が赴任されたときには、私は教会にも行っていないときですので、長い時をかけてまるで関係ないところからつながりが発見されました。これもまた神の導きの一つかもしれません。
昼食時に神代学長とお話したキリスト教とは関係ない話を一つ。NHKで日曜日に放映されている「ダーウィンが来た!」という番組に、東京神学大学は3回登場しています。最初の放送タイトルだけ覚えているのですが「東京アナグマキャンパスライフ」だったと思います。国際基督教大学敷地内でアナグマが目撃されているというところから入って、かなりの時間が東京神学大学内での撮影だったとおもいます。そのお話をすると、私が聞いていたより長期の撮影だったとのこと。最初の放送時は、教会でも献金を募ったので覚えている方もいるかもしれませんが東京神学大学のキャンパス整備の前。当時の東神大の校務員をされていた釘本兄の職員用住宅で猫の餌を食べにくるというシーンがあり1週間も泊まり込んで撮影したという話を聞いていたので、そのお話を神代学長としました。神代学長の話によると、撮影はさらに1週間前から始まっていたとのこと。夜間撮影のカメラを設置して1週間粘ったけれどもだめで、その後に1週間泊まり込みで撮影したのだとか。
実はこの回、教授時代の神代先生宅が移っています。そして奥様の後ろ姿も。釘本兄からその話を聞いていたので、学長にその話をしてみたのです。顔を映さないことを条件に許可されたのだとか。
2回目はキャンパス整備の後の話だそうで、キャンパス整備で追われたアナグマが東神大の本館下に巣を作ってしまったという話でした。3回目はその後の経過として「まだ住んでいるようだ」というお話でした。
ご覧になりたい方は、有料にはなってしまいますがNHKアーカイブスにあると思いますので探してみてください。
まるで関係ないように見えても、後から振り返ってみるとイエス・キリストにつながっている道が見えてくるというのは、本当に神様のお導きなんでしょうね。教会とつながる以前からその道が備えられていて見えていなくともつながっているのですね。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 5月 18日発行(5月号)の転載です
本はいろんなジャンルの本を読みます。その時々で買ったもの、過去に読んだ本の読み直しなど。先日読んでいたのは、『血と知と地』(吉川良著)。昔クリスチャンになるずいぶん前、会社の上司に誘われて大井競馬場に行ったのが最初でしょうか。競馬に興味を持つと競馬関係の本ばかり読んでいました。著者の吉川さんの本で最初に読んだのが『繋: 社台ファームに生きる人びと』。競走馬の牧場で著名な社台ファームの本かと思って購入して読んだところ、馬よりも人にポイントが当たっているという不思議な本でした。その後気づいたのですが、社台ファームはカード会社のダイナースと組んで、社台ダイナースサラブレッドクラブというクラブ法人(昔は一口馬主とも言いました。)を立ち上げていて、そこの会報のコラムを吉川さんが担当していました。最初に挙げた『血と知と地』は社台ファームの初代社長、吉田善哉さんの生涯を本人やら周りの人から聞き出したものをまとめたものです。この本を読んでいるときにはクリスチャンではなかったので、読み飛ばしていた箇所がありました。お姉さんの篤子さんはクリスチャンで、戦時中は聖書にちなんだ名前をと善哉さんと二人で考えたんだとか。ただ戦時中のことなので、敵性語は使えないといろいろひねって名前を考えたのだとか。私が競馬を始める前に天に召されていましたが、葬儀が富士見町教会だったと記載がありましたので、結婚してからはそちらの教会員だったかと思います。
もう一つは北海道にいた時代に知り合った友人に誘われて、牧場見学に行った時のこと。
ザカリヤという重賞を買った馬の生産牧場。オーナーブリーダーで走らせた馬の名前でした。馬の名前はどこからつけたのかという質問を友人がしたところ、聖書からだと。ほかにもいくつか有望な馬につけたい名前を考えてあるとのことでした。馬名をつけるために聖書を読む人はいないので、おそらくクリスチャンなんだろうなと昔を思い出します。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 3月 16日発行(3月4月合併号)の転載です
前号は植物の話をしたので、続きを書いてみます。植物は全般的に好きなのですが、香りのあるものはさらに好きなのですが、強すぎるものは逆にダメなのです。
教会の牧師館前にある金木犀。これは昔から香りが強すぎて苦手。花が咲いていない時期は特に気になりませんので、開花期がダメというところでしょうか。
前号でお話した原種シクラメンも有香のものがあります。最近では原種シクラメンとのかけ合わせで、香りがあるシクラメンも出ています。原種シクラメンのほうの花は1~2㎝ほどの花なのですが、思ったより香ります。もともとが小さいので金木犀ほどではありませんが。
クリスマスローズ(欧米ではレンテンローズ)も園芸用のカラフルな花はほぼ香りはありません。もっともクリスマスローズの花に見えるところは普通の花のガクに当たるところなので、香らなくても仕方ありません。緑色の花(ガク)の原種の中には香るものもあります。
教会の庭にもありますが、梅の花の香りは好きですね。もっとも小学校の卒業記念に買った(学校内で記念樹の申し込みがあった)梅は、香りよりも梅干し用になる豊後梅でしたが。
どこが最初か思い出せないのですが、沈丁花の香りも好きですね。沈丁花の香りは春とセットの香りとして記憶していると思います。
バラの香りもいろいろあって好きなのですが、良い香りのものは私には栽培が難しいですね。鉢植えになるバラを楽しんだことがありますが、やはり手入れが大変でした。虫は付きやすいし、肥料食いの植物でありながら多すぎると虫がつきやすくなります。
そろそろあきらめようと思っているものに柚子があります。これはもともと料理の香りづけに買ってきた柚子が冷蔵庫でしなびていて、種を蒔いたらでるかなと蒔いて出たものです。こちらに来てから大きな鉢に植え替えたのですが、毎年アゲハ蝶に葉を食べられていて実がなるどころか花も付きません。雪に埋もれても枯れることはないのですが。地面に直置きしているので、毎年根切りをするのも大変です。
そういえば小林牧師の植えたバラが牧師館の前にあります。着任した時には今にも枯れそうな幹が2本あっただけでした。家庭用精米機を手に入れてから購入するのは玄米ですので、とぎ汁も精米済みのものより濃いものが出ます。キッチンの流しにそのまま流すとすぐ詰まりそうなので、ボウルに入れて庭に撒いています。目標はバラ。そのおかげか着任後数年で根元から太い芽が出て3本になりました。毎年花も咲くのですが、2mを超える高さまで伸びて花を咲かすので、遠くからでないと花がわかりません。
たしかお隣には沈丁花もあったと思うのですが、アパート建築のため庭木はすべて伐採されてしまいましたので、春の香りは今年はなしですね。お隣の桜で花見もできていたのですがそれもありません。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2025 年 2月 16日発行(2 月号)の転載です
毎年あるいは毎年度、今年こそは召天される方がいませんようにとお祈りしています。教会員がみな高齢化している中で、なかなか難しいことではありますが、一時でも長く地上にとどまっていただきたいと思うのは地上にいるものの欲なのでしょうか。いつかは私も天に召される時が来るのですが、静かな心をもってその時を迎えたいと願っています。
植物は中学の頃から好きで、どこに行ってもなにがしかの植物はあった気がします。
教会のスペースをお借りして、趣味の園芸をしています。一番大きなものは蓮でしょうか。これは昔新聞に載っていた古代蓮(大賀蓮)で、種を取って増やしたものは古代蓮とは呼ばないらしく、蓮根で増えたもののみ名づけられているそうです。これは主任担任教師として赴任した時にカタログで見つけて注文したもの。20㎝ほどのポリポットに入って届きました。信夫教会に来てから園庭に鉢が置けるため(小林牧師が草木を植えていた一角)蓮鉢を注文して栽培しています。前任地では1度しか咲いたことがなく、あとは葉ばかり。45cm径のプラの蓮鉢に植え替えたところ、見たことのない大きな葉が展開。花は一輪でしたが大きな花を咲かせてくれました。毎年植え替えしないと駄目なことが分かったので、翌年には50cm径のプラ鉢にサイズアップ。この年から毎年5輪~7輪の花を咲かせてくれます。田土を使用していますので植え替えも一苦労なのですが。昔ニュースで見たお寺さんでは、檀家の方が1鉢に3~4人ついて植え替えしていました。花が咲くのはほぼ7月なので、7月の誕生日カードに毎年撮った写真を使っています。
シクラメンも好きなのですが、ここ10年くらい気に入って栽培しているのが原種シクラメン。冬は強いのですが、夏の湿気に弱いので結構枯らしてしまいます。枯れた後でこぼれ種が発芽したり。我が家にある原種シクラメンの球根は3cmほど。かなり長命らしくちゃんと世話ができれば10年20年と持つようです。
もう一つはクリスマスローズ。これはもともと原種シクラメンを手に入れたくて、東京の池袋で毎年開かれている「クリスマスローズの世界展」の原種シクラメンコーナーを目当てで行っていたのですが、帰ってきてから欲しくなってしまい、翌年から買い集めているもの。ヨーロッパでクリスマスローズというと「ニゲル」という原種のみがそう呼ばれています。日本で人気のクリスマスローズはレンテンローズと呼ぶそうです。これはレントのころに咲くからだそうです。日本ではクリスマスは認知度が高くてもレントは教会くらいですので、レンテンローズだと人気は出なかったかもしれませんね。昨シーズン(2023年)は暖冬だったため、このニゲルが本当にクリスマスに咲いてくれました。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2024 年 11月 17日発行(11・12 月合併号)の転載です
過去にも書いたであろうコーヒーの話を書くことにした。生まれて初めてコーヒーというものを飲んだのはおそらく小学生の時だったと思う。原町市(現南相馬市原町区)にある貸衣装屋さんに一緒に行った時なのは覚えている。実家はすでに廃業しているが美容室を経営していた。田舎なりの事情があり、浪江町から原町市まで衣装を見に行くときについていくことがあった。それ以外でも、浪江町よりは大きな街でもあったので家族で出かけるときもあり、あいさつ回りを兼ねて貸衣装屋さんによることが多かった。
大人たちはコーヒーをいただくことがあったが、子供であった私は対象から外されていた。
なので、高学年になった時だと思うのだがコーヒーを飲むといって困らせた。もちろんインスタントのコーヒーなのであるが。
結果としてそのままでは飲めなかった。コーヒー用の粉末のミルクと砂糖を大量に入れ、ようやく飲んだ。大人たちからは「それはコーヒーではない」と言われながら。
実家にもインスタントコーヒーがおいてあり(贈答品としていただくことが多かった)、それを飲むようになった。インスタントとはいえカフェインが入っているので、今度は眠れなくなった。カフェインを除いたインスタントコーヒーを教えてくれた人がいて、こちらは買ってきて(親に頼み込んで)飲むようになった。
次の記憶は渋谷で働いていたころ。近くに喫茶店があり(今も現存している)、仕事前にコーヒーとトーストを注文していた。渋谷の宇田川町にはハンズがあり、よく通っていた。あるときコーヒー器具が売っているのを見つけ、これを購入した。これはマキネッタという種類の器具であり、購入したものの濃いコーヒーのためあまり使わなかった。
札幌で働いていた時には地下街にあったUCCさんの店からサイフォンを購入した。これはかなり気に入っており、落として割るまではよく使用していた。コーヒーミルも購入した記憶があるのだが、どのぐらいの粒度がいいのかわからず、また器具も昔のことで鋳物の刃を使った家庭用なので、粒度をそろえるのも難しかった。
たびたびブランクをはさみながらコーヒーを楽しんでいたと思う。近年はYouTubeで知ったコーヒーミルを使っている。完全にねじ込んだ状態から戻したクリック数で粒度が変えられるので愛用している。通常の粒度は18クリックあたりなのだが、少し粗目のほうが好みに合うので20クリックの設定で使っている。もちろんメーカーによって数は異なる。
そういえば浪江の実家にいた時も、近くの喫茶店によく行っていた。ここのコーヒーはネルドリップのコーヒーで、ネルドリップでコーヒーがおいしく入れられたら一人前だと喫茶店のマスターに聞いた記憶がある。今はペーパーフィルターの性能が上がっているので愛用している。挽きたての豆で淹れるコーヒーの香りは至福のひと時である。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2024 年 10月 20 日発行(10 月号)の転載です
教会の十字架の設置が2018年8月29日、手元のスマートフォンの画像の日付にありました。今年の9月末の金曜日に漏電がおきました。
知ることができたのは、ちょうどPCで作業をしていた時だからでしょうか。牧師館からWifiでつながせていただいているので、同じくWifiでつながれたコピー機を印刷機にすることができるようになりました。このWifiの電波がなくなったのです。
夏ごろから、今年の暑さのために動作不良があったので、これのせいかと思って礼拝堂に向かってみると、夜で真っ暗。園庭が暗すぎてごみを投げ込む方が多いので、赴任してきて間もなく園庭にライトをつけていただきました。これも消えていて真っ暗。コロナ時に導入したアルコールスプレー用のバッテリーを充電していたのですが、これが電気が来なくなると点灯する非常灯の仕組みになっていたため点灯していました。
メインのブレーカーが落ちていました。どの系統なのか確認しないと連絡もできないため、ひとつづつ入れてはメインブレーカーを入れなおすという作業をして十字架の電源をとっているブレーカーであることを確認しました。
十字架を作ってくださったディスプレー屋さんは土日がお休みのため、Faxにて症状を連絡しました。月曜日に来てくださったのですが、その時はブレーカーがすぐ復帰してしまいました。そのためしばらく様子を見ることに。
次にブレーカーが落ちたのは土曜日でした。
とりあえず、十字架系統のブレーカーだけを落として復帰させました。月曜日にディスプレー屋さんと確認した時に入ったので、日曜日の早朝礼拝後にもう一度ブレーカーを入れ直しました。通常ですとタイマーで電源のオンオフを切り替えているので早朝礼拝後はオフになっているのですが、ブレーカーで止めてしまっていたため復旧と同時に動き出し通電状態になったようです。そして30分後の8時にはブレーカーが落ちました。
日曜日でしたので、またFaxで連絡。翌日、電源部の作業をしていただいたお店にチェックをお願いしたとの連絡が入りました。
この原稿を書いている段階ではまだ点検の日程は決まっていません。
閑話休題
Facebookでつながっている方には教会関係の方が多いのですが、そのうちのおひとりの投稿に愛用のフルートをメンテナンスに出したとの報告がありました。それで思い出したのが、聖ヶ丘教会の藤井牧師とのお話。神学校在学中でしたので当時は聖ヶ丘教会の奏楽者をされていました。聖ヶ丘教会ではパイプオルガンを使用しているので、メンテナンスが大変というお話をしていたと思います。私が神学生として奉仕していた教会は電子オルガンといわれるタイプ。音のずれがないのでメンテナンスをしないところが多いのですが、楽器だからメンテナンスは必要ですよねという話をしていたのを思い出します。心と体のメンテナンスも大事ですね。
信夫教会月報 しのぶのひかり
2024 年 9 月 15 日発行(9 月号)の転載です
先月印刷機の故障を伝えましたが、修理に来てくださり状況を確認してもらいました。エラーが出て印刷できないことを確認してもらったのですが、分解しても異常が見られず、再組立てしたら動いてしまったとのこと。使用済み原紙を貯めておくボックスはギアで送り込む構造になっているので、同じ症状が発生したらギアの交換になりますとのこと。年数のわりに状態がいいですねと言われましたが、学校などよりはるかに印刷する枚数が少ないですからね。
教会の印刷物をコピーのみにしている教会もあるのですが、長期保存をするのなら実はあまり好ましくありません。コピーはカーボンを熱で圧着しているのですが、紙の表面が劣化すると一緒に落ちてしまうのです。圧着の具合で文字だけ落ちてしまうこともあります。
コストは高くつきますが、インクジェットのコピーの方が良いかもしれませんね。これもインクの種類で適不適があって、染料系のインクだと長持ちしません。顔料系の黒インクを使っていると長持ちします。印刷機は油性のインクですので、浸みこみますので保存には向いています。
適材適所はどの分野でも言われますが、牧師だとそうもいかないことがあります。基本はみ言葉を語ることなので、神学校でも教団の教師試験でもみっちりしごかれます。東京神学大学に入学した後の授業で、この学校はスクラップアンドビルド(scrap and build)をします、と言われたことを思い出します。信仰の深さもまちまちの多くの人に語らないといけないとき、個人の信仰が邪魔になることがあるので、それを建て直すということなんだそうです。年配になればなるほど、信仰が長ければ長いほど困難になるのだとか。受け入れる方はいいのですが、受け入れないという態度を崩さないままに卒業される方もいます。自分の信仰で判断できないものは拒否される牧師になるのでしょうね。
学校では教えてもらえないものがあります。これは教会会計なのですが、簿記のための学校があるくらいですのでそれなりに難しいのはわかるかと思います。
母教会にいたときに会計は鍛えられました。ほとんど知識はなかったのですが、ちょうど役員になったころに転会してこられた方が会計の資格をお持ちでした。老人ホームの順番が来るまでということで来られたので、ほかの教会ではこうやっているというアドバイスも受けました。ようやく処理の仕方にOKが出るころに老人ホームの順番が来られて転会されました。後になって知ったのですが、この方は三井物産で会計を担当されていた方でした。後に根津教会に奉仕した時に、当時の鍋谷牧師から会社の先輩であることを聞いたのでした。「怖かっただろ」と聞かれたので、「教会が必要な時に神さまが遣わしてくださった方だと思っています」と返事をしたのですが、どうも本人に伝えたらしく「そういう理解をしてくれてうれしいと喜んでいたよ。」と。これも適材適所ですかね。
2022年5月4日に行われた、教会員からの礼拝用オルガンの献品感謝コンサート。国際キリスト教団代々木牧師 吉本真理師による演奏で行われた。
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